ココトブ
ココトブ
齊藤易子:ヴィブラフォン&マリンバ
トビアス・シルマー:バスクラリネット&クラリネット
ニコ・マインホルド:ピアノ
ユニークな編成のジャズ・トリオ。
待望のCDが2017年7月ポルトガルの人気ジャズレーベルClean Feed Recordsより発売。
近年はチェンバー・ジャズの売り込みが厳しくなっているが、ココトブは聞く価値がある。
(デレック・テイラー、米国、ダステッド・マガジン)
音色の混ざり合いはとても創造的である。この楽器の編成でこのような音楽を聞いた事は未だかつてない。
この音を聞いて、真の演奏家は常に新しい可能性を楽器から作り出す事ができるのだと気づかせてくれる。
(ダスティー・グルーブ、シカゴ)
ココトブの魔法のような音に深く心を奪われる。
マリンバ、ピアノ、クラリネットがありとあらゆる鮮明なイメージを作り出す。
そのすべてがおもしろい。
繊細な音色は素晴らしいメロディアスな力を放つ。
私は本当にこの録音に聞き入ってしまった。
(バード・イズ・ザ・ウォーム、米国)
実に魅惑的である。あっぱれ!
(アート・ファン・ニューケルク、フライエ・ヘルイデン、オランダ)
齋藤は短いパターンをリピートさせてミニマリスティックな動きを見せたり、
コントラバスの弓でヴィブラフォンの鍵盤をこすったり、
叩いてSE的な音を出すなど表現方法も多彩。
アルバム・デビューまでに雌伏10年、
完璧にコントロールされたエモーションの下、
3者が緻密かつ有機的に連携し合うさまは
ポスト・フリーの見事な成果に違いない。
(Kenny Inaoka 稲岡邦彌, JazzTokyo 2017) ….続きを読む
kokotobトリオは2007年に齊藤とマインホルドのデュオKOKOの日本ツアーを行なう際、クラリネット奏者のトビアス・シルマーがゲストとして参加したのが始まりです。その後も地道にドイツ国内のフェスティバルで演奏していましたが、CDを作るまでには至らず、10年の月日がたち、ようやく1枚が完成しました。デュオKOKOは鍵盤打楽器のバトルでしたが、トリオではそれぞれの楽器の音色を絵の具パレットに出して、色々な混ぜ合わせをして10枚の絵を3 人で作り上げました。珍しい楽器編成の音の展覧会をお楽しみ頂けますと幸いです。
演奏家のプロフィール&プレスリリース…PDF CF431CD Kokotob – Flying Heart_JP